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500年 [随筆]

500年前、室町時代後期は
治政が乱れまくり戦国時代となるが、
そんな乱世のドサクサに
妖怪も入り混ざっていたとかいないとか。

今皿、「犬夜叉」「犬夜叉 完結編」を
ネットで一気に見た。

その前はコナン君を一気に見て、
作中時間はたった半年、
どんだけ殺人事件が起きまくりとツッコミつつ、
サンデーのアニメつーものがなんとなくわかた。

コナン君を検索してるのに犬夜叉が時折ヒットしてて、
サンデー繋がり、中の人繋がり、
>工藤新一→犬夜叉、世良真純→桔梗、阿笠博士→冥加
( ̄o ̄)ほっほぉ〜と堪能した。

原作者のその他の作品を見ていないので、
本作:犬夜叉だけの随想すが。

・四魂(しこん)の玉
何でも願いが叶う、妖怪の妖力が増す、
なんたらとかんたらと4つの魂により構成される、
というのは南総里見八犬伝、
ドラゴンボール的なアイテムで、
砕け散った四魂の玉を集めるため旅をするが、
そのライバルたる悪玉:奈落に先を越されるが、
本作ではラスボスが四魂の玉という設定。
四魂の玉が存在し続けるために、
清浄だろうが汚れだろうが、
人間だろうが妖怪だろうがの欲望をエサにしていた。

利己的な四魂の玉、とでも言うか。

・主人公
大妖怪を父に、人間を母に持つ半妖:犬夜叉と、
極めて高い霊力を持つ桔梗のラブコメを、
奈落が陰謀して憎しみあわせ、
犬夜叉は破魔の矢で封印され、
桔梗は四魂の玉と共にあぼーん。

その500年後の現代に、
桔梗は日暮かごめとして転生feat. 四魂の玉。
家が神社で時代樹だの骨喰いの井戸だのがあって、
500年前、正確には犬夜叉封印・桔梗あぼーんの
50年後にすりっとタイムスリップできるようになり、
犬夜叉の封印を解いて止まった因縁を再始動させる。

・転生
が、転生元の桔梗も死人復活を趣味とする鬼婆により復活、
転生先のヒロインとバトルってみたり、
犬夜叉は二叉かけねばならなくなったり、
揺らぎ要因となっている。
転生済みで死人(しびと)なのに、
霊力は桔梗のほうが上、
死人だが霊力の高い巫女として活動していたり、
死人ゆえのシニカルさがあったり、
中の人が日高のり子だったり、
原作者お気に入りキャラっぽい。

・正体バレ
現代と戦国時代を行き来できるのは、
かごめと犬夜叉の2名。
結構好き勝手に往来してて、
かごめ一家も問題なく犬夜叉を受け入れていて、
かごめ友人も二叉暴力男で不良のヤキモチ焼きの彼として、
普通に会話が成立している。
一応、正体バレの心配をしているのはヒロインのみ。
「奥さまは魔女」「バイオニック・ジェミー」
「ワンダーウーマン」など、
正体バレしないようなスレスレ感の設定が
本作にはない。
戦国時代で妖怪ありなので、
結構グロい描写もある中、
ギャグテイストがすかーんと突き抜けているのは、
そのタブーをなしにしているからかも。

・犬夜叉の兄
殺生丸という完全妖怪で、
人間ハーフの弟とは犬猿の仲。
大妖怪だった父親が遺した妖刀の相続を巡って
兄弟仲はさらに悪くなる。
話が進むに連れスカしたツンデレ化と思いきや、
妖刀は、放つ剣術もろとも全部犬夜叉のものとなり、
おにーちゃん激昂。
しかし話をはよ進めないとvs奈落や、
その先の真のラスボスを描けないので、
父親の真意により殺生丸、スカしたツンデレに安定化。

・コミックリリーフ
舞台がガチでおどろおどろし杉なため、
殺生丸のお付きに邪見という小妖怪を配置。
無口無表情ゆえ、真意がわからん殺生丸を慕って
お付きになっているが、
大抵、邪険にされている。w

・殺生丸の母
スカしてて真意不明なところが息子と似ているが、
意外に母親っぽいこともしている。
殺生丸がたまたま助けて同行させている
少女があぼーんした際、
殺生丸が悲しんでいるのを邪見に確認後、
その命を蘇らせている。
「たかが人間の小娘にこの騒ぎ
 へんなところが父親に似た」
と名ゼリフを言う。w
殺生丸の母と邪見のかけ合いもおもろい。w

犬夜叉現代.jpg
破魔の矢.jpg

ちなみにゴールデンタイムでのアニメは、
原作の枯渇により中断。

原作が完結したそれから5年後、
深夜枠で完結編が製作された。

きっちり終わらせてくれているので、
個人的に高感度アップ。

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